痛いのが怖くて歯医者に行けない…という方へ
「痛いのが怖い」という気持ちは、大人も子どもも関係ありません。特に過去に“痛い治療”を経験した方は、そのために歯科医院から足が遠のいてしまうことがあります。
当院では、そのような方々でも安心して歯科治療を受けていただけるよう「無痛治療」に取り組んでいます。さまざまな工夫によって、これまで当たり前だった歯科治療に伴う痛みを軽減・解消します。
一度経験すれば、次からはさらにリラックスして、心身に快適な治療が可能になります。どうぞ、お気軽にご相談ください。なお無痛治療は、お子様も受けていただけます。
無痛治療はこのような方におすすめです
- 痛い思いをした経験があり歯科治療が不安
- 治療が痛くて通院をやめてしまった
- 麻酔注射の痛みも怖い
- 受診前から痛みを想像して落ち着かない
- 痛いのが嫌で子どもが受診してくれない
- しっかりとカウンセリングをしてもらい安心してから治療に進みたい
痛くない歯の治療 ~当院の治療方針~
丁寧なカウンセリングを行い、患者様の不安を軽減します
症状や希望される治療の確認はもちろんですが、どのようなことが不安なのか、こわいのか、苦手なのか、丁寧におききとりします。また、当院がどのような方法で痛みを軽減・解消しているのかもご説明します。 不安を和らげてから実際の処置へと進みますので、どうぞご安心ください。
表面麻酔で麻酔注射の痛みを緩和します
麻酔注射が必要な治療の場合、注射の前に表面麻酔(塗るタイプの麻酔)を塗布し、歯茎を部分的に痺れさせます。注射針が刺さるときの痛みを、ほとんど感じなくなります。
体温と同じ温度の麻酔剤を使用し、体への刺激を減らします
麻酔液が冷たいままだと、注入したときの温度差で痛みを感じることがあります。当院では、麻酔液を事前に体温近くまで温めておくことで、痛みのない注入を実現しています。
電動注射器を使用し、薬が注入される痛みを軽減します
麻酔注射の際、手動ではなく、電動の注射器を使用します。ブレがなく一定の速度で麻酔液が注入されるため、痛みを感じにくくなります。
歯を削る範囲を最小限に抑えます
「念のために大きく削る」のではなく「高い精度をもって必要最小限の量を削る」のが当院の虫歯治療です。歯を削る量が少なくなれば、それに伴う痛みも抑えられます。
当院で行う無痛治療の流れ
1カウンセリング
症状や希望される治療の内容だけでなく、どのようなことが不安なのか、こわいのか、苦手なのかを1つ1つ確認いたします。
その上で当院の無痛治療についてご説明し、患者様のご不安を解消します。
2表面麻酔・電動注射器による麻酔
表面麻酔を塗布し、歯茎が痺れたことを確認してから、電動注射器を使って麻酔液を注入します。
3虫歯治療
丁寧に、高い精度をもって必要最小限の量の歯を削ります。天然歯を大きく残すことは、無痛という意味でも、その歯を長く残すという意味でも重要なポイントです。
4セルフケア・ブラッシング指導
これから虫歯や歯周病にならないように、ブラッシング指導を行います。デンタルフロスや歯間ブラシも、1日1回からでも結構ですので併用するようにしましょう。洗口液も虫歯・歯周病の予防に効果的です。
虫歯のリスクを可視化する唾液検査
飲食をすると、それをエサにしてプラークに潜む虫歯菌が酸を出します。通常は、唾液の「再石灰化」という働きによってこの酸が中和され、かつ溶け出した歯の成分ももとに戻り、虫歯にはなりません。しかし飲食回数が多かったり、虫歯菌が多かったり、唾液の質・量に不足があったりすると、再石灰化が追い付かなくなり、本格的にエナメル質が溶けて虫歯となります。
このように、唾液は虫歯予防において重要な役割を担っています。
そこで当院では、細菌の量、唾液の量・質などを調べる「唾液検査」を積極的に行っております。細菌や唾液の状態を把握することで、より患者様に合った予防プログラムを作成することができます。
「何度も虫歯になってしまう」「効果的に虫歯を予防したい」「自分の虫歯の原因を知りたい」という方は、ぜひ一度ご検討ください。